新型コロナウィルスで大変な状況が続いています。ここまでの事態はちょっと予測できなかった…。わたしを含め、そう思うひとは多いのではないでしょうか。いまは、次々と打ち出される対策に協力し、身を潜めていることしかできませんが、それが功を奏し、一刻も早く事態が終息することを祈るばかりです。
ところで、「一日前プロジェクト」をご存知ですか？ 「災害の一日前に戻れるとしたら、あなたは何をしますか」と地震などに遭われた方々に問いかけたもので、内閣府の「防災情報のページ」に掲載されています。
「いろいろな話も聞いていました」「津波発生を想定したビデオも見ています」でも「現実に起こるとは思っていませんでした」（同ページ掲載「事前に見ていた津波のビデオ ～でも人ごとで自覚なし～」より）
災害の種類や地域ごとに、実際に災害に遭遇した人たちの生の声があふれています。自分だったら何ができたか…考えずにはいられません。お住まいのマンションではいかがでしょうか。１日前、１カ月前、１年前…やらなければならないことは、何でしょうか。
わたしたち「マンションサポートあいち」では、昨年名古屋で開催された「ぼうさいこくたい2019」でワークショップを開催するなど、マンションでの防災対策の啓発に取り組んでいます。今年から、無料の出張セミナーにも力を入れています。実際に防災計画を作成した経験を元に、それぞれのマンションの事情を踏まえた、防災計画作成のポイントをお話しします。マンションでの「在宅避難」に興味のある方は、ぜひお問い合わせください。（麻生）
