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ぼうさいこくたいワークショップから②

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前回、大地震の発生直後に「とってはいけない行動」をいくつか紹介しました。今回は、ガスと電気について、もう少し詳しく。

自動停止したガスは、マイコンメーター※の復帰操作を行わないと出ません。ただ、念のため元栓は閉めておきましょう。地震後もガスが供給されている場合、復帰操作をすればガスが使えるようになりますが、ガスくさいときには、まず事業者に連絡してください。

※マイコンメーターとは ガスの流れや圧力などに異常が発生したとき、震度5以上の地震が発生したときに、ガスを止めたり警告を表示したりします

 

電気も感震ブレーカー※が作動したとの設定ですから、とりあえず危険はありません。ただ、こちらも念のため、特に熱源になる電化製品は、プラグを抜いておくと安心です。

※感震ブレーカーとは 地震を感知すると自動的にブレーカーを落として電気を止める機器です

阪神淡路大震災や東日本大震災の際は、停電から復旧した際に、留守宅で倒れたままだった電気ストーブや熱帯魚のヒーターが作動し、火災の原因になった例が報告されています。感震ブレーカーは、これらの電気火災を防ぐ効果が期待できます。分電盤内蔵型、後付け型など色々ありますが、簡易タイプであれば、数千円で購入できます。管理組合で購入し、全戸に配布したマンションもあるようです。留守宅に踏み込まなくてもいいように、そして火災防止のため、設置を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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